アルバと風の世界
「さっきの穴にいるはずだ。全員抹殺は取り消しだ。
全員生け捕りにしてこい。王子の部下ということでいっしょに、
和平を呼びかければ虹風も気を許すはずだ。うん、作戦変更だ。
そうしろ」将軍が言いました。

部下数名が、うなずくと、すっと消えました。
消えた、何の魔法だ?ラキアは、目を見張っていましたが
はっとして、みんなが危ない。なんということを・・
うまく逃げてくれ。いや、もしかしたら、つかまっても
少なくとも、虹風の王に会うまでは、生きていることができそうだ。

その後、どこで僕は再生の歌を歌うといいんだろう?
果たして思い出せるんだろうか?
3日間で結界を開く歌を思い出せなかったら
僕だけでなく、みんなも、やられる。

どうにか、逃げてくれ。自力で思い出さなくては
考え続けるラキアでしたが、

「じゃあ、そこで仲間がくるのを待つんだな。もし
3日待って思い出せなかったら、全員いっしょに
処分してあげるから安心しろ」将軍は言い捨てると
ドアの向こうに消えました。
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