precious memorys
第2章 永遠の誓い
聖羅)良かったね、桃華。光一のいう通り、1人なんかじゃないし、桃華を思うひとちゃんといたね。

桃華)うん。私、1人なんかじゃないし、私を思うひとがいたよ。嬉しい。隼人を苦しめてしまったけれど、今ならわかる。愛される幸せが。だから隼人も幸せになってほしいなと思ってるよ。

聖羅)桃華、強くなったね。きっと、光一が変えたんだね。うらやましいよ。

桃華は隼人の幸せを願うと同時に聖羅の幸せを願っていた。そして、伝えてくれた光一の気持ちに答えたいと思い、いつしか隼人ではなく、光一に惹かれていった。

桃華)隼人、相談したいことがあるんだけどいいかな?

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