超草食系彼氏





やっぱり、彼はすぐわかる

彼の周りだけキラキラして見える


・・・・・・・・・これって、あたしだけ?





「・・・・安藤さん、どうしたんですか?」





きゅん、きゅんッ

多分、あたしは重症なんだよ

こんなにも太郎くん中毒





「あのねっ、太郎くん、カップケーキ作ったのっ!」



「え、くれるんですか?」





いびつな形のカップケーキが太郎くんの手に渡る





「・・・・・あの、ちょっと変な形だし、こげてるんだけど・・・」




ちょっとだけ、恥ずかしくなった

もっと綺麗で見た目も美味しそうなのを作って

料理上手いんだなって思われたかったのに




「・・・・・すごく嬉しいです」




少し顔を赤くした太郎くん

可愛いすぎっ







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