双子の御子



そう思ったオイラが会話を続けようとしたら

『だそうですよ。勾陳。先に中央へ行って下さい。』

勾陳!いたのね…いつきたの…?

でも、探す手間が省けた!

青龍が勾陳には聞くことがあるって言ってたから、連れて行かなきゃ…オイラ
沈められるかも………

よかった…見つかって…

『ええ。お久しぶりです白虎。しかし青龍は何用でしょう?』

『わかりませんが、急ぎましょう。吉報ではないはずです。私は太陰と騰蛇に知らせてから彼らと一緒に行きます。』

やった!六合ありがとう!僕の探し人が減った!!

「居場所知ってたんだね?青龍も把握してなかったのに」

『騰蛇とはよく会うんですよ。太陰は今日は家にいますしね。』



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