『主夫』だって『恋』してますけど何か?


次の日の朝-------
高松家にいつもとは違う
元気な声が響く。


「優!マリンの
お見送りくらいしなさい!」

瑠美さんがいると
朝から賑やかだ。


いや、子供が二人いて元から
騒々しい家なんだけど、
いつもと明るさが違う。


あの優さんが指示されているんだから・・・


「お母さんが行ってよ。
私、低血圧なの知ってるでしょ?」

だけど、優さんは
従う気もなさそうだ。


「なに言ってるの!
あなた母親なのよ!!」


「・・・・・ちょっと、お母さん!
新聞読んでるのに!」


瑠美さんは負けじと嫌がる
優さんを引っ張って立たせた。



「さぁ行くわよ!
マリン〜ママが
お見送りしてくれるって♪」


すげ〜・・・・さすが母親。


「やったあ♪」

マリンは大喜びだ。


優さんは渋々玄関に向かう。



はっ・・・・・これは憧れの!

「家族みんなでお見送りだ〜!」


俺は慌ててカイトを抱っこして、
みんなを追い掛けた。



< 109 / 532 >

この作品をシェア

pagetop