『主夫』だって『恋』してますけど何か?
次の日の朝-------
高松家にいつもとは違う
元気な声が響く。
「優!マリンの
お見送りくらいしなさい!」
瑠美さんがいると
朝から賑やかだ。
いや、子供が二人いて元から
騒々しい家なんだけど、
いつもと明るさが違う。
あの優さんが指示されているんだから・・・
「お母さんが行ってよ。
私、低血圧なの知ってるでしょ?」
だけど、優さんは
従う気もなさそうだ。
「なに言ってるの!
あなた母親なのよ!!」
「・・・・・ちょっと、お母さん!
新聞読んでるのに!」
瑠美さんは負けじと嫌がる
優さんを引っ張って立たせた。
「さぁ行くわよ!
マリン〜ママが
お見送りしてくれるって♪」
すげ〜・・・・さすが母親。
「やったあ♪」
マリンは大喜びだ。
優さんは渋々玄関に向かう。
はっ・・・・・これは憧れの!
「家族みんなでお見送りだ〜!」
俺は慌ててカイトを抱っこして、
みんなを追い掛けた。