『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「マジですか!?」
まさかのいきなり、俺の願い叶う!?
瑠美さんが指差す方向をみた。
「あっ本当だ♪」
カフェの外、人混みの中に
こっちに向かって歩いてくる
優さんの姿を発見。
そんな優さんを見てすれ違う人達が
何人も振り返っている。
やっぱ美人だよな〜
「ねぇねぇ、あの人かなり
美人じゃない?モデル?」
俺の後ろにいた女性のお客さんが
優さんに気付いたのか、
連れに話しているのが聞こえた。
そうだろう。そうだろう!
優さんは美人だろ?
「やだ!
一緒にいる人も
かなりカッコイイ〜!!」
へっ?隣にいる人?
もう一度優さんをみた。
「・・・・・・・・・・・・・」
確かに隣にはヒールの優さんと
並んでも、同じ位の身長の男がいる。
だんだん近くなるに連れて
はっきりしてきた顔は確かに男前。
程よい長さの黒い髪は
軽くセットされ
整った顔立ち。
優さんと何か話しているのか
わずかに微笑む口元はセクシーで
男の俺でもドキドキしそうだ。
「あら〜
格好良い男つれてるわね。」
瑠美さんもそう思います?
すると瑠美さんは
携帯をかけだした。
それから数秒して、
窓から見える優さんが、
鞄から携帯を取り出すのが見えた。
瑠美さん、優さんにかけたのか?