『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「ハーイ、優♪
カッコイイ男連れてるじゃない!」
瑠美さんが携帯越しに
テンション高く声をかける。
優さんは電話に出た後、
周りをキョロキョロと見た。
やっぱり瑠美さんは優さんに
電話したらしい。
「私?目の前のカフェで
和樹君とカイトとデート中よ♪」
瑠美さんは優さんに向かって
手を振った。
優さんはあからさまに嫌な顔をする。
それから隣の男が何か言って、
優さんはそれに答えている様だ。
「・・・・・って、おいっ!?」
俺は思わず大声を上げた。
シーン・・・・
静まり返る店内。
他のお客さん達が俺の方を
チラチラみている。
「すみません・・・・・」
謝りながらまた外を見た俺。
いっいない!?
優さんとあの男は?
さっき見てた時に、
男が優さんの手を取って
歩きだしたのだ。
「「「キャァ・・・・/////カッコイイ///」」」」
窓の外にいた優さんの姿を
探していたら店内に
沢山の黄色い声が響いた。
「え〜さっきの二人じゃん//////」
後ろの女性も騒ぎ出す。
ん・・・・・さっきの二人?
「こんにちは。」
俺達のテーブルに向かって
挨拶されたので振り向けば
さっき優さんの手を取った
カッコイイ男が立っていた。
その横には優さんが
不機嫌な顔で立っている。