『主夫』だって『恋』してますけど何か?
(朝帰りね・・・・・)
瑠美が黙ったので、優は和樹の事を
考えながら運転していた。
いつも鬱陶しいくらいに
毎日ニコニコして
優に寄ってくくる和樹。
今日も笑ってはいたが
何か雰囲気が違った。
(女といたのかな。)
あっさりとそう考えてしまう優。
『優さんは、俺の事好きですか?』
和樹と久しぶりに体を重ねた夜。
和樹が聞いてきた質問。
優は答えられなかった。
(結局・・・・・
他の女の所にいくなら
答えてもしょうがないじゃない。)
運転しながらぼんやりと思う。
だけど、優の胸はギュッと
締め付けられていた。
(好きになっても
男はいなくなる。)
優にそう思わせる過去。
和樹がいなくなっても
自分は変わらないとこの時の
優は思っていた。