『主夫』だって『恋』してますけど何か?
百貨店の倉庫にて・・・・
無理矢理抱かれそうになった時
シャツを脱がせた藤堂が
キスマークに気付き
上から全て一つ一つ
付け直された紅い跡。
それから先は幸にも二人を
探していた、部下からの
電話で止められた。
(・・・・もう絶対に肇と
二人きりにはならないでおこう。)
優は心に誓う。
ザァァァ・・・・
(和樹は・・・・マリンをちゃんと
愛してくれてるよね?)
シャワーを浴びながら、
和樹がマリンは藤堂との子供だと
知った事について考える優。
(肇は、自分の血が流れてない
子供は関係ないって言った。
和樹は・・・・今まで主夫としての
義務でマリンを育ててきた?)
蘇る記憶。
マリンが産まれてきた時
和樹は泣いた。
それから幸せそうに笑って言ってた。
『優さんと俺の子供です!』
「・・・・・・・・・・・・・・
・・・か・ず・・・きぃ・・・」
いつの間にか優は泣いていた。
シャワーで溢れる涙は流され
我慢した声は消されていく。
(・・・・・・・和樹、ごめんね。)
和樹に対する申し訳なさと
感謝で胸がいっぱいになる。
(・・・・和樹は違うよね
肇とも
・・・・・あの人とも)
優は初めて和樹と
向き合いたいと思った。
<優SideEnd>