『主夫』だって『恋』してますけど何か?


---------------------


ガチャ・・・・

「ただいま・・・」


深夜、優は家に帰った。


(・・・・・電気消えてる。)

家に入ると玄関やリビングの
電気が消えていた。


先週は和樹も仕事でいなかったが
いつもならどんなに遅くなっても
電気が付いていて、和樹が
笑顔で出迎えてくれる。



一応暗いリビングに行った優だが
和樹はいなかった。


(・・・・寝たのかな。)

少し淋しさを感じた優。


2階に上がって和樹の
部屋の前に行った。



(・・・・・何してんのよ私。)

和樹の部屋をノックしようとした
手を戻して自分の部屋に入った。



鞄を置いて着替えを取り
バスルームに向かう。



「・・・・・・最悪」


服を脱いだ時洗面台の鏡に
映った自分を見て虚しくなる。



和樹が先週付けた紅い跡。


昨日は、消えかけて薄く
なっていたのに、今はまた
クッキリと紅く染まっていた。




< 220 / 532 >

この作品をシェア

pagetop