『主夫』だって『恋』してますけど何か?
胸倉を掴まれたまま
優さんと視線が絡まる。
優さんの瞳は悲しげに揺れていて
魅力的な唇が動き出す。
「・・・・・いなくならないでよ。
マリンに私と同じ思いをさせないで!
私は肇とよりを戻す気なんてないし
家政婦だって雇わないんだから!!
うちには和樹が必要なの!
マリンの父親も和樹しかいない・・・・
このまま2人じゃ・・・・
マリンと私はカロリー高い
外食かレトルト食品か惣菜で
生きて行くんだからね。」
沢山叫ぶと優さんは、掴んでいる
俺の胸倉に顔を伏せた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
呆気に取られる俺。
あの・・・・・・
喜んでいいのかな?
俺はこの家に必要って事だよね?
ねぇ喜んでいい?
優さんがこんなにちゃんと
気持ちを語ってくれたのは・・・
初めてじゃないかな。
「へへっ・・・・
優さんとマリンが毎日、
外食とレトルトと惣菜だと
太っちゃいますね。
それは嫌かも・・・・」
やべ、泣きそう。