『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「可愛いね!
子供は2人なんだよね?
高松さんが雑誌で答えてるの見ました。」

小夜子が俺と優さんに聞く。


「うん。女の子がいる。
今幼稚園行ってるから。」

カイトにご飯を食べさせながら答える。


そうだ、マリン帰ってくるから
後1時間以内にここ出なきゃな。



「ねぇねぇ和樹、主夫ってどう?
心境とか聞かせてよ。
なんかそれだけで特集組めそう♪
それが美人女社長の旦那なら尚更!」

興味津々な顔で聞いてくる小夜子。



なんで元彼女に、今の暮らしを
報告しなきゃならないんだよ(怒)



「・・・・別に。楽しくやってるよ。」

素っ気なく答えた。



「なによ〜
もっとちゃんと語ってくれる?
昔はずっとねぇねぇねぇねぇって
うるさかったのに。」


俺は小夜子を睨む。


「うるさいな。
黙れよ小夜子。」


余計な事言うなよな。
あぁイライラする。



確かに昔、俺は小夜子といると
つい、”ねぇ小夜子”とか
”ねぇ、あれ食べたくない?”
とか・・・・
とにかく”ねぇ”が口癖だった。


多分それは今でもたまに出る口癖。



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