『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「マリンは、もうすぐ
お姉ちゃんになるんだよ♪」


優さんが産まれてくるカイトの
ベビー用品を見ている時に
マリンに言った。



「うん!マリンね〜
いいこになる〜」

当日二歳のマリンは
弟が産まれるのを
楽しみにしていた。



俺も主夫もっと頑張らなくちゃな♪



そんな事を考えていたら
ベビー用品売り場に隣接した
ママ用品を集めたコーナーの
エプロンに目がいった。



俺、エプロン持ってないんだよな・・・・


たまに油とか服に撥ねてるし
やっぱり着けた方がいいのかな。



お気に入りの服とか
汚したくないし。



マリンを抱っこして、ママ用品の
エプロンを見に行く。



花柄はちょっとな・・・


クマさんか。
かわいい路線でいいかも?


あっ・・・・フリフリエプロン・・・
これは優さんに
着てもらいたいな////


買ったら着てくれるかな?


思わず真っ白なフリフリ
エプロンを手に取った。



「・・・・まさかそれ買う
気じゃないでしょうね。」


「・・・・・うわっ?!優さん!!
すみません!願望が・・・・」


「・・・・・・・・・・・・」


いつの間にか背後にいた
優さんが怪訝な顔で、俺と
フリフリエプロンを見ていた。



「あんた、そうゆう
趣味だったんだ。」

優さんの冷ややかな視線。


え・・・・・?


冷静に考える俺。



「ちっ違います!
俺じゃなくて、優さんに
着てもらいたいって思って!!」

優さんの勘違いに気づき
慌てて否定した。


「料理しないのに
私が着る訳無いじゃない。」

真顔で膨らんだお腹の上に
腕を組みながら言った優さん。



そうですよね・・・・

でも男の夢ですよ。

○だかエプロンとか////



優さんを目の前に想像してしまい
顔が赤くなる。



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