『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「・・・・ごめん。
私、和樹に本当に悪い事した。
ずっと後悔してた。
だから・・・・高松さんと
幸せそうな和樹みてほっとした。
私、和樹の幸せ心から願ってるよ!
都合いい女って思うかも
しれないけど、和樹とは
ずっと友達でいたいの。」
小夜子・・・・
小夜子の目は真っ直ぐに
俺を見つめている。
嘘じゃないって思った。
「それにね私、高松さんの
ファンなのよ!
だから、和樹の奥さんって
知ってビックリした〜!
美人だし、仕事出来るし
加えて和樹と子供二人を
養ってるなんて・・・・
もう超憧れるんですけど♪」
小夜子が頬を赤らめながら
目をキラキラさせている。
優さんを褒められて悪い気はしない。
「和樹♪今度友達として
家に遊びに行かせてよ!」
カイトを抱っこした俺の腕を
掴みながら上目遣いで
お願いしてきた小夜子。
小夜子は昔から、サバサバ
していて、友達とケンカを
しても後腐れなく仲直りする。
変わってないな小夜子・・・・
つい昔の事なんてどうでも
よくなってしまうくらい
嫌味さがないのだ。
「優さんがいいって言ったらね。」
「やったぁ♪
ねえ、連絡先教えてよ。」
俺は小夜子とケータイ番号と
アドレスを交換して別れた。
小夜子とは元々は
仲が良い友達だった。
その時の関係にもどるだけ。
・・・そう思ったんだ。