『主夫』だって『恋』してますけど何か?
<優Side>
(・・・・・・大人気ないな私・・・・)
優はお湯に浸かりながら思う。
朝も夜も、和樹に冷たい態度を
とってしまう自分に呆れていた。
昨日、自分のお願いを和樹は
受け入れてはくれなかった事が
ショックだったから。
(・・・・・友達だから庇うの?
それとも・・・・
ダメ・・・・
やっぱり和樹の事になると
冷静でいられない。)
きっと和樹はちゃんと話し合おうと
してくれているんだと解っては
いたが、今の優は冷静に
話せる気がしなかった。
(・・・・何で解ってくれないのよ。)
優が和樹に昨日も
思ってしまった事だった。
もちろん、自分の言葉が
足りなかった事は解っている。
けれど、同じ場所にいた藤堂が
気付いたのに、小夜子を庇う
和樹にイライラした。
(・・・・和樹は肇じゃないんだから。)
何度も自分に言い聞かせる。
けれどどこかで・・・
言わなくても解って欲しいと
思う自分がいた。