副会長の初恋語
(やば…なんかの傷抉ちゃったのかもっ……)

そう思って、彼に言葉を掛けた。

『とっ、とりあえず、教室入らない?

私と一緒なら、2年生の教室入ってても大丈夫なハズよ』


こんな風に泣かせて(?)しまったお詫びとして

できる限りにこやかに、優しそうに見えるように努め微笑み掛けた。
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