薄紅の花 ~交錯する思いは花弁となり散って逝く~









時間は望まなくてもたってしまう。朝もまた同じ。


昨夜の出来事とはうってかわり、太陽は昇り、太陽の光が部屋の窓から差し込む。


少女―――紫音《しおん》は窓から差し込む光を眩しげに見つめる。
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