隣の彼女は・・・
ってか・・・


あれだろ?



さくらがあの時・・・

電車で俺が痴漢にあった時に

助けてくれたから・・・


見て見ぬ振りをすることもできたのに



勇敢にも

『私も見てました!あなたがその子を触ってるの。』

と社内に轟く声で加勢してくれて・・・



勇敢なさくらに惚れたから・・・




世の中なんてみんな自分の都合で動いてる。

誰も信用なんてできない。


ずっとそう思ってたのに・・・





さくらの出現は、俺の中でとても大きくて・・



だからか?





俺の中で・・・

一番消したい過去を

さくらがなんとかしてくれる・・・



とかなんて・・・




俺は、どんだけさくらに・・・



俺は、男だぞ!




さくらを白馬の王子さまみたいに?




マジでキツイ・・・


さくらが白馬の王子様?


そう考える俺って・・・キモイ



さくらに聞いてもらって


そんで


すっきりして

とかって?



俺・・・なさけなくない?



< 46 / 253 >

この作品をシェア

pagetop