あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
優也はイジワルな笑みを浮かべた。


「さやって危なっかしいから、いつの間にか目が離せなくなってたんだよね。誘拐犯に襲われたりとか、チョコで酔っ払って倒れたりとか」


「あはははは……」


そういえばそんなこともあったっけ。


その度に優也が助けてくれたんだよね。


「僕が触りたくても我慢してたっていうのに、抱きしめてくるし」


そんなことも、あったっけ?


「さやが他の男のことで悩んでるのを見て、どれだけ嫉妬したと思ってるの?」


「いや、あれはね、悠に告白され……」


その続きが言えなかった。


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