*憧れの先輩と同い年のアイツ*
竜也が付けたキスマークに、ようやく気づいたのだった。



『そういえばあの時…ちょっと痛かったかも//』



竜也が最後にくれた、首筋へのキスを思い出し、美加は赤面する。




だが、鏡にうつる自分の首筋を見つめているうち、有志の指先の感触を思い出した美加の顔は、直ぐに青ざめていった。
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