*憧れの先輩と同い年のアイツ*
キスマークを由衣に指摘され、美加は慌てて手に汗をかきながら話を続けた。
保健室で休んだ後に屋上で有志に告白されたこと。
帰り道に会った桜は、恐らく竜也のことが好きだと感じたこと。
それがきっかけで、竜也と喧嘩したこと…
「あー、だから竜也先輩来なかったんだぁ。すごい来たそうだったのに!」
『ごめん…』
「もぅ!私に謝っても無駄でしょ?
竜也先輩途中まで一緒でさ、来ようか本当迷ってたんだけど、具合悪いんなら私だけで行った方いいかも、って。
代わりにケーキを、ってケーキ屋で美加が好きそうなの選んだらこんなにたくさんになっちゃったんだって!」
美加達のは目の前には、二つずつ取り分けても余る程のケーキがある。
(こんなにたくさん…私の好きな味ばっかり…)
美加の目には涙が溢れてきた。
保健室で休んだ後に屋上で有志に告白されたこと。
帰り道に会った桜は、恐らく竜也のことが好きだと感じたこと。
それがきっかけで、竜也と喧嘩したこと…
「あー、だから竜也先輩来なかったんだぁ。すごい来たそうだったのに!」
『ごめん…』
「もぅ!私に謝っても無駄でしょ?
竜也先輩途中まで一緒でさ、来ようか本当迷ってたんだけど、具合悪いんなら私だけで行った方いいかも、って。
代わりにケーキを、ってケーキ屋で美加が好きそうなの選んだらこんなにたくさんになっちゃったんだって!」
美加達のは目の前には、二つずつ取り分けても余る程のケーキがある。
(こんなにたくさん…私の好きな味ばっかり…)
美加の目には涙が溢れてきた。