*憧れの先輩と同い年のアイツ*
20th of Dec
『今日こそ遅刻だぁ!!』



少し寝癖が付いたままの髪を振り乱し、今朝も美加は走っていた。



『ハァハァ…。諦めよっかなι』





もう間に合わないと思い、美加は走るのをやめて歩きだした。





そこへ…



“バシッ!!”


後方から頭を叩かれた。


『いったぁーい!!』


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