幼馴染と甘い夏【短編 】
「誰が2番目なんかにするかよ。」
ちゅ。
と、あたまのてっぺんにキスの感覚。
「俺は、アリサだけが好きなんだ。」
一番欲しかった言葉に、キュンとなる。
翔ちゃんの腕の中は、やっぱり心地いい。
すると、ふっと腕の力が緩んで、
「だいたい、彼女なんかいねぇし。なんでそんなややこしいことになってんだよ。」
呆れたような、困った顔の翔ちゃんが、あたしの顔を覗き込んでくる。
「え。だって、あの。お客さんに、彼女いるって言ってたし。朝も電話かかって来てたし…。」