愛してる、愛してた、バイバイ。
流石に、本気で泣き出した。
「ゆぅく、死ねって何?逝け?イく?」
………しまった……
『……由良。さっきの卑猥な言葉は忘れろ。いいな?』
「ん〜…」
まだ少し眠いのか、目をこすって居る。
はぁ……あの女…
色々由良に悪影響だな…
父さんに言ったら、あいつの家の会社倒産だぞ。
父さんは由良にベタベタだからなぁ……
ま、あまり関わらないでおこう。
「優哉ー!」
あ、この声は…
『奏汰』
「おう!ぅわ!由良も一緒かよ!」
コイツは、唯一中学から仲いい溯羽 奏汰。