オトナの秘密基地
マスターがこちらを見て、意味ありげに笑った。

嫌な予感がする。

何しろ、私達の毒舌マシンガントークをみんな聞いているはずのマスター。

頼むから、余計な事は言わないで欲しい。


「大丈夫、悪いようにはしないから」


中田さんからは見えない位置から、こっそり言われた。

含みのあるその言葉に、嫌な予感、倍増。

そしてマスターは素知らぬ顔をして、中田さんとやりとりを開始。

二人でPCの前に座って、すごい速さでキーボードを叩いている。

中田さんの打った文章を見ながら時々

「マジかっ!?」

「おいおい」

などと、独り言を漏らしつつ、マスターもおよそ10分で状況を把握。

PCでの会話が終わり、マスターが私を呼ぶ。
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