「会いに行くよ。」
優美は一切喋らなくなった。
周りからは
「あいつ喋んないよ」
「口ないんぢゃないの~?」
「そうかもね~!きもーい」
ってずっと言われてた。
その頃からあたしわ全てにおいて
考え方が覚めていた。
そう、心を閉じた。
そしていじめは徐々に
エスカレートして行った。
トイレに入ると
頭から水をかけられた。
掃除の時、こかされて
ほうきで体中を
殴られ、アザが出来た。
そしてそのまま帰ると、
お母さんが
「どぉしたの!?
優美その傷…。誰かにやられたの?」
あたしは心配かけちゃいけない。
と思った。
「大丈夫だよーん!こけただけだから~。優美ドジだからさ~。ははっ」
と笑った。
とても笑うのが辛かった。
すると、お母さんが
「そうよね!気をつけてね」
「うん…」
少し気付いて欲しかった。
あたしは涙が溢れたので急いで部屋にもどった。
どうしてあたしがこんな思い
しないと駄目なの?
涙が出てきた。
あたしは声が枯れるまで泣いた。
そしてあたしは泣きつかれて
しばらく部屋でぼーっとしていた。
あたしはその日から
泣くとゆう事を忘れた。