「会いに行くよ。」



優美は一切喋らなくなった。
周りからは
「あいつ喋んないよ」

「口ないんぢゃないの~?」

「そうかもね~!きもーい」

ってずっと言われてた。


その頃からあたしわ全てにおいて
考え方が覚めていた。
そう、心を閉じた。



そしていじめは徐々に
エスカレートして行った。


トイレに入ると
頭から水をかけられた。

掃除の時、こかされて
ほうきで体中を
殴られ、アザが出来た。



そしてそのまま帰ると、
お母さんが


「どぉしたの!?
優美その傷…。誰かにやられたの?」

あたしは心配かけちゃいけない。
と思った。

「大丈夫だよーん!こけただけだから~。優美ドジだからさ~。ははっ」

と笑った。
とても笑うのが辛かった。
すると、お母さんが

「そうよね!気をつけてね」

「うん…」

少し気付いて欲しかった。
あたしは涙が溢れたので急いで部屋にもどった。


どうしてあたしがこんな思い
しないと駄目なの?

涙が出てきた。
あたしは声が枯れるまで泣いた。

そしてあたしは泣きつかれて
しばらく部屋でぼーっとしていた。

あたしはその日から
泣くとゆう事を忘れた。



< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop