「会いに行くよ。」
あたしは、日に日に体調が
悪くなっていった。
ある日、
「まま…ごはんいらない。
気持ち悪い。」
「残したいだけでしょ!ちゃんと食べなさい!」
そう言って無理矢理、口の中に
ごはんをつっこまれた。
そんな食生活が毎日毎日続いた。
日に日にお母さんも苛々してきたらしく
あたしを殴り出した。
バシッ!
「なんで食べないのよ!」
「ごめんなさい…
本当に吐きそうなの。ごめんなさい…」
あたしは体重がどんどん減った。
そして毎日殴られては泣いての
繰り返しだった。
そして泣いているとどんどん息がうまく出来なくなっていた。
なくたびに発作を引き起こしていた。
胸が苦しくて動けない。
さらに、夜は眠れない。
常に誰かにみられているような感覚。
もしも、親が泥棒に殺されたら…
あたしも殺されたら…
とにかく怖かった。
電車にのったらみんながあたしの悪口をゆっているように聞こえる。
もうどうしたらいいか分からなくて、
気付いたらカッターを持って部屋でぼーっとしていた。
そこに、ちょうどお母さんが
入ってきた。
「優美~。ってあんた!
何してるの?!」
お母さんの声で我に返った。
見ると、右手にはカッター。
左手には赤い一筋の血が流れていた。
「きゃっ」
あたしはパニックになって
とりあえずカッターを遠くへ放り投げて震えた。
どうしよう…
あたし、知らないうちに…
お母さん怒ってるだろうな…
又殴られるの…?怖いよ。
「あなた…手首から血が…血が…」
「お母さん?どうしたの?ねぇ…」
するとお母さんは急に泣き出した。
「あなたもいじめられて辛かったのね。
何もわからなくて
本当にごめんなさい…。」
ずっと繰り返していた。
あたしはやっと分かってくれた
とゆう嬉しさで、涙が溢れた。
そして、
「明日、お母さんと病院に
行きましょう?」
「手首なら大丈夫だよ?」
「違うわよ?」
「じゃあなんの病院?病気にかかってないよ?」
「あのね…、