漆黒のタクティック 【1巻】
「ところで、あいつ、何者?」
と、アヤメが言った。
「僕も知らない。でも、あの仮面の男に、“お前は光輝使いなのか”って……」
僕は言った。息を荒らしながら。
「光輝使い……って、秘伝魔法の一つ?」
「秘伝魔法?」
「私たちもきっと秘伝魔法を使える者同士なんだと思う。私は、霊堂使い。魔物を操れる力を持ってるって校長に聞かされた事があったっけ」
と、アヤメが言った。
「じゃあ、もしかしてあの仮面の男」
「私が思うんだけど、あの仮面の男の目的は、たぶん、リュウ何だと思う」
「え、僕が?」