禁断の姉弟愛 ~欺くのはどっち?~
「お兄ちゃん!」
不意に女の子らしい甲高い声がしてそちらを見ると、秘密の扉の向こうの異空間、ならぬ隣の家に、頬を膨らませた裕美ちゃんが立っていた。そしてその後ろには和也も。
「何やってるのよ。早く来て!」
「ああ、ごめんごめん、今行くよ」
直人さんは「じゃ」と言って苦笑いを浮かべ、隣の家に入って行った。そして入れ違いに、和也がこちらの家に入って来た。
「では……」と言って会釈をすると、裕美ちゃんは直人さんの腕に手を絡めながら、満面の笑顔でバイバイと手を振った。そして和也が扉のスイッチである医学書をクイッと押すと、書棚が静かにスライドを始め、やがて完全に秘密の出入り口は閉じられた。
「姉貴……」
「和也……」
二人だけの空間になると、私と和也はどちらからともなく抱き合い、唇を合わせ、貪るような激しいキスをした。
不意に女の子らしい甲高い声がしてそちらを見ると、秘密の扉の向こうの異空間、ならぬ隣の家に、頬を膨らませた裕美ちゃんが立っていた。そしてその後ろには和也も。
「何やってるのよ。早く来て!」
「ああ、ごめんごめん、今行くよ」
直人さんは「じゃ」と言って苦笑いを浮かべ、隣の家に入って行った。そして入れ違いに、和也がこちらの家に入って来た。
「では……」と言って会釈をすると、裕美ちゃんは直人さんの腕に手を絡めながら、満面の笑顔でバイバイと手を振った。そして和也が扉のスイッチである医学書をクイッと押すと、書棚が静かにスライドを始め、やがて完全に秘密の出入り口は閉じられた。
「姉貴……」
「和也……」
二人だけの空間になると、私と和也はどちらからともなく抱き合い、唇を合わせ、貪るような激しいキスをした。