貴方まであと1cm
「そうに決まってるでしょ!

梨乃だってキュン♥って感じたでしょ?」


「私は・・・」


私は、キュン♥とかじゃなくて

もっと違う感情があった・・・。


そう。それは・・・


「ねぇ!私は何?」


「私は・・・ドキッってしたかな?」


顔がトマトの様になりながら

恥ずかしそうに答えた。


「はぁ~。あんたは月くんにベタ惚れね~?」


そう言われた瞬間、日陰にいたのに

顔から湯気が出た・・・―――――――。


―――キーンコーンカーンコーン・・・

「あっ、チャイム鳴った・・・。

そんなに長く話してたんだ」


そんな言葉と裏腹に、

梨乃は月の事で頭がいっぱいだった・・・。


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