一緒に、歩こう
「ん?」
平常心が保てない。
心臓が、どくんどくんて。
高鳴ってる。
「どうし、」
「抱く」
はい?
あたしは目を点にして、
隼人を見つめる。
「何、言っ…」
「おいで、芽衣子」
優しく響く、甘くて切ない声。
あたしの全身を感じさせる、
隼人の声があたしの名前を呼ぶ。
「保健室の続き、するけど?」
「ここじゃ痛いよ。ベッド…」
妖艶に描く唇が、
あたしの唇を優しく包んだ。
「言われなくても」
少し唇を重ねて、
また離して。
また重ねて、また離して。
そして隼人は、
あたしの服を上から
脱がしていく。
「ぁっ…、お風呂入、ろ…?」
「指図禁止」
あたしの言ってることは無視して、
隼人はあたしをベッドに押し倒した。