[【殺人ゲーム】クリック!]
『あのぉ…』
少女が角を曲がり、声を掛けてきた。
咄嗟に、俺は当時の武器である銃を少女に向ける。
『やだっ!
あたし、ただの通りすがりの者ですぅ。それ、下ろしてもらえませんか?』
ブリッコも似合うような絶世の美少女…。
短い前髪が愛らしい。
だが…
『これを下ろす訳にはいかないな。』
俺の言葉に、少女の顔色が変わった。
『…ふぅん、ただの雑魚(ざこ)じゃないんだ?』
途端に、声色が大人っぽく変わる。
『お前が…例の、遺体の左手にЯの文字を残す殺人者か?』
『そうよ、そして今日から、あたしがラストR。』
『なっ…!?』
驚きふためく俺の顔を、彼女はニヤリと笑った。