[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
「笠井社長…ご無沙汰しております」

そう声をかけてのは

高峰の社長…お袋の弟だ。


「久しぶりだな。お前も立派な経営者の顔になっている」

「ありがとうございます。笠井社長…
 社長に仕込まれましたから、私も見た目はそれなりで…」

「それはないだろう。
 あの高峰会長が文句も言わず、
 見守っているということは信頼し、安心しているのだろう」


「そう言ってもらえるとうれしいですね。
 そういえばあねきは?」

「あそこで、他の奥さんたちと話をしている…」

「珍しいですね、傍から離れるのを許可するとは・・・」


「まあな…あれで立派な社長夫人をしている。
 昔は俺の横に立つことすらできなかったのにな」


「笠井社長の隣に立つということがどれほどのことか…
 ご本人には理解できないでしょうね

 そして、それができる唯一の女性が姉とは…」


「なんだ…それは・・・」


二人は楽しそうに、仕事以外の…お袋に話をしている。

お袋の話をしている親父は、takatの笠井社長ではなく、

やさしく微笑を妻に向ける愛妻家の男だ。


相変わらず、高校生の俺に見せつけてくれる
< 140 / 143 >

この作品をシェア

pagetop