[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
貴俊さんの行動力は相変わらず。


車に乗ると、私は先ほどまでいた病院に来ていた。


貴俊さんは車の中から電話をしていたようで、病院につくとすぐに会うことができた。



「相変わらずだな。お前は…」


「愛美から聞いた、明日二人で来るようにって言ったんだって。

 愛美に何かあったのか…どうなんだよ。」


「落ちつけよ。奥様からは話は聞いたのか?」


「ああ。今さっき。」


「それで、仕事ほっぽり投げてきたのかよ。
 相変わらずだな、

 お前それでも社長だろう、あのバカでかい会社の・・・」


「そうだ。それがなんだってんだ。
 会社より、愛美が大切に決まってんだろ。」



「溺愛病もここまでくると勲章もんだな…

 今日きてもらったのは、病院の話だ。

 奥様はここでいいと言っているみたいだけど、
 
 貴俊の気持ちも確認しないといけないだろ。

 設備などはこの辺では引けを取らないくらいだと思うが…

 個人の産科もあるからな…どうする?」
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