[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
俺は社長室まで急ぎ足で向かった。

仕事のトラブルだってこんなに焦ることなどないのに…

自分の行動に自分で笑える。



社長室のドアを開けると、愛美がいた。


そして、話しずらそうに俺に話し始めた。


愛美が妊娠して、子供を産ませてほしいというんだ。

俺は、その言葉の意味を理解するのに、時間がかかった。

ほんの数秒のことなのに、数分…数十分に感じた。


なぜ、産んでいいのかと尋ねるんだ?

当たり前だろう、

俺の愛する愛美との子供だ。

そんなことを考える愛美が愛おしくてたまらない。


俺は、こんなにも愛美を愛しているんだと思った。
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