図書室で君と~俺様王子との恋~

好きの気持ち真side

今は昼休み。俺は授業に行くのが
めんどくさくて、3時間目くらいから
図書室でサボってる。それにしても、
花音おせぇな。


「ふぁ~」


俺はちょっと眠くなってきたので、
少し寝る事にした。





「せん……い……お……さい。」


花音の声が聞こえる。何か無償に抱き
しめたくなって、寝惚けながら花音の
腕を引っ張った。花音は慌てた声を出
している。

俺は夢だと思って花音にキスをした。

すると急に体に痛みを感じた。

びっくりして目を開けると、そこには
顔を真っ赤にして涙目の花音がいた。



俺はわけも分からず、呆然としていると、


「なんでキスなんかするの!?」


花音はそう叫んで、図書室から出て行った。


「は?」


俺は出て行く姿を呆然と眺めていた。

そして、我に返った俺は、


「まさかさっきのは夢じゃなかったのか?」














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