キミと一緒に。【完】
「――いってぇな、てめぇ!」



「人が迷惑してるのわかんない?
他にも女の人は居るでしょ?シツコイと、警備の人、呼んでも良いんだからね」



「随分と威勢が良いじゃねぇか。あぁ゛?」



キレ始めた男に、本気で警備員さんを呼びたくなった。

由斗たちに助けを求めるより、最善な方法だし。



「2人に何か用?」



私はキョロキョロと辺りを見渡す。

そこへ、倉元が現れた。
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