キミと一緒に。【完】
加菜恵の腕を引っ張り、「俺の女に―…」なんて、ドラマで聞いた事あるような台詞を並べる倉元に呆然としてると、後ろから抱き締められた。

顔を上げれば由斗。



「あそこに、かなりの巨乳な女が居たけど?男の姿もなかったし、チャンスじゃないですか?」



倉元と睨み合う男たちに、あり得ないような事を伝えてる。



「き、“巨乳”…?!」



「あぁ」



目を見開き、倉元を無視して走り出す馬鹿男。
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