キミと一緒に。【完】
でも、ニヤけたら加菜恵に何を言われるか。
口元を固く閉めながら、聞かなかったフリをするも、冷やかす男子の声と、妬む女子の声に、私は教室から逃げ出したくなって来た。
「あれ位、私にも出来るっつーの!何よ、いきなり彼女ぶって!」
「……」
…言われてみれば。
妙に納得するも、ここ5年、家事に凝ってた私には少しムカつく。
洗濯物の畳み方にまで、こだわりあるし?
そこいらの女子高生と違う。
口元を固く閉めながら、聞かなかったフリをするも、冷やかす男子の声と、妬む女子の声に、私は教室から逃げ出したくなって来た。
「あれ位、私にも出来るっつーの!何よ、いきなり彼女ぶって!」
「……」
…言われてみれば。
妙に納得するも、ここ5年、家事に凝ってた私には少しムカつく。
洗濯物の畳み方にまで、こだわりあるし?
そこいらの女子高生と違う。