キミと一緒に。【完】
食事を先に終え、食器を片付けてると、母親が帰宅。

自分でご飯をよそい、食べる準備をしてる母親の背中越しに、進路について話すと、あっさりと許可してくれた。

理由も訊かず、反対もしない母親に戸惑いながらも、「ありがとう」と伝えた。

これで良いかわからない。

けど、何か一つ目標を持つ事は、良い事だと信じて頑張ろう。



「辞めたくなったら辞めなさい。お母さんは、花音の味方よ」



母親の言葉にも、心が軽くなった。
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