キミと一緒に。【完】
「花音?携帯、鳴ってるよ」
「え?あ、本当だ」
ボーッとしてると、加菜恵に呼ばれた。
由斗の腕から、自身の腕を抜いてリュックを下ろして開ける。
「あれ?新太だ」
携帯を開くと、新太からのメールだった。
一緒に家を出て、自転車で先に行った新太。
何か忘れ物か、伝言でもあるんだろうか。
≪学校サボって、由斗君と遊びに行って来なよ!≫
でも、魂胆も見えない、意味のわからないメールだった。
「え?あ、本当だ」
ボーッとしてると、加菜恵に呼ばれた。
由斗の腕から、自身の腕を抜いてリュックを下ろして開ける。
「あれ?新太だ」
携帯を開くと、新太からのメールだった。
一緒に家を出て、自転車で先に行った新太。
何か忘れ物か、伝言でもあるんだろうか。
≪学校サボって、由斗君と遊びに行って来なよ!≫
でも、魂胆も見えない、意味のわからないメールだった。