キミと一緒に。【完】
「…照れ臭いな。花音の顔も赤いし?」



「こ、これは…暑いから!;;」



重いと思われなかった事にホッとしつつ、からかいに発火寸前。

ただでさえ恥ずかしかったのに。

目をキョロキョロとさせながら、少し冷めたたこ焼きにまた手を伸ばす。

これは猛暑の所為だと自分に言い聞かせて、完食。

私も旅館でお昼ご飯が出るのに、食べられないかも知れない。

お腹も胸も、いっぱい過ぎて。



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