姫さまvs王子さま
男A「あ゛?」


遥「俺が先に見つけた獲物なんだ。だから返してくんない?」



ちょっと待て。
誰がいつ
誰の獲物になったって?

聞いてないぞ、そんな話。



男A「先に俺が頂いてからお前にやるよ」



頭の中が雄と化したコイツの目は
完全に野生の変態にしか見えない。



妃「…ッッ」



しかも徐々に
アタシを抑えつける手には力が入り
さっきよりも痛みが強くなる。



そしてついに
男はアタシの制服の胸元に手を延ばした。



ここまで来ると
若干の恐怖も現れる。
自分が『女』だと言う事を後悔し始めていた。








だけど…









遥「いいから離せッ」



いつの間にか男のすぐ後ろまで近付き
男の肩を掴み
アタシを引き離した。




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