君だけに~本当の愛とは?
『だとしたら、ヤバいよね。
 今度は誰が餌食になるんだろう。』

『私なら、あんなイケメンに汚されたいわ♥』

『ヤダー。そんなこと考えるんじゃないわよ。』

『えーでもぉ…。』

なんか惜しそうに女子達が去る。


『ふー。お前なぁ!大声出してんじゃねー!』

『ふーん。アンタだって大声出してるじゃないの。』

『…っ。いちいちうるせー女だな。』

ばつが悪そうに教室に入った。

『って…私も、同じクラスだったんだぁー。』
ハッと気づき姫乃は慌てて教室に戻った。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop