雨のち曇り
「愛…」
「あんなに幸樹に"会いたい"ってメールもらってたのに、突き放して。今さら"やっぱり好きです"っておかしいよね」
「大丈夫!幸樹なら分かってくれるよ!」
「でもメアドも知らないし、携番も知らないし。もうどうしたらいいの?」
もう絶望的だった。
2年半前までは、隣にいたのに、今は私の知らないとこにいる。
もしかしたら他に彼女ができてるかもしれない。
なのに、なのに…。
「愛、頑張ってみよう!」
「もういいよ。会ったとしても話すことなんて何にもないだろうし。会うだけ無駄だよ」