雨のち曇り



「愛…」



「あんなに幸樹に"会いたい"ってメールもらってたのに、突き放して。今さら"やっぱり好きです"っておかしいよね」



「大丈夫!幸樹なら分かってくれるよ!」



「でもメアドも知らないし、携番も知らないし。もうどうしたらいいの?」



もう絶望的だった。


2年半前までは、隣にいたのに、今は私の知らないとこにいる。



もしかしたら他に彼女ができてるかもしれない。


なのに、なのに…。



「愛、頑張ってみよう!」



「もういいよ。会ったとしても話すことなんて何にもないだろうし。会うだけ無駄だよ」







< 152 / 169 >

この作品をシェア

pagetop