雨のち曇り



「早く座れ!」



先生が怒鳴ると、みんな渋々席についた。

私の隣は昴だった。



「あっ!昴じゃん!」



「よろしくな」



「昴が隣だと心強いよ!」



昴とは保育園からずっと一緒。



そして何より昴は頭がいい。



「そーいえば、お前幸樹とまだ続いてんの?」



「当たり前でしょ!」



「あいつにしては長いな」



「…はいはい。あいつの他の女のときの話とか興味ないから」



「わりぃ…機嫌直せよ」



「じゃあ、答え写させてよ」



「お前は調子のいい女だな」






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