雨のち曇り



「幸樹に誰とメールして、誰と電話していたのか、お風呂のとき聞いてほしいの」



「分かった」



「お風呂から上がったら、またここに来て」



私は昴とまた会う約束をして、お風呂に入った。


昴と待ち合わせ場所に行った。



「遅くなって、わりぃ」



振り返ると、昴が走ってきた。



「ううん、いいよ。…で、どうだった?」



「…何か、女を友達から紹介されてメールしてたんだって。そしたら、女が電話したいって言ったから電話したんだってさ」



「え?」



「あいつ、言いふらしていたから男子はみんなこのこと分かると思う」



…どうして?



私のこと嫌いなの?
私は辛くなって泣いてしまった。





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