雨のち曇り



もう終わりにしよう。


そう思った。


だけど、毎日学校で会ったり一緒に帰ったりしていると、なかなか言い出せなかった。


言わなきゃいけないのに…


私は夜、幸樹にメールした。



『今、時間大丈夫?』



『うん』



『あのさ…、私たち別れよ?』



『どうして?』



『もう辛いよ。幸樹、嘘ついたでしょ?』



『ついてないよ』









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