雨のち曇り
『女の子のアドレス消したとか嘘なんでしょ?』
『それは、違うよ。あのときは確かに消したけど、また新しく登録したやつだし。それに愛だって男のアド持ってんだろ?』
やっぱり嘘だった。
確かに私は南や昴のアドレスを持っている。
でも、私は嫌だった。
女の子のアドレスが入ってることに対してじゃなくて、嘘をつかれたこと。
『前、友達から聞いたけど女の子と一緒にいたんでしょ?』
『いないって。愛は友達と俺どっちを信じるの?』
そのメールを見た瞬間、どうしようか迷った。