まだ好きです(完)
「ちゅっ」



雛の唇が俺の唇に近づいてくる。


顔を真っ赤にさせる雛は可愛い。



キスするときに、俺の首元に刺さる長い髪の毛が、風に仰がれて、つやつやと光っていた。





やべー。俺まで顔赤くなりそう。


こんな顔、雛にみられたくねーかも。


「んじゃ、また放課後」


よし、急いで教室に戻ろう。

この赤くなった俺の顔が見られないように。

そしてまた、会いに行くよ。





雛の元へ










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